Creative Studio
3Dモデルと絵本の制作タスクを始め、ワークスペース、成果物、バージョン、確認、書き出しを管理する方法を説明します。
Creative Studioは、通常のコードタスクとは異なる制作ワークスペースと成果物レビュー面を用意し、エージェントと一緒に3Dモデルまたは絵本を作る機能です。タスクの会話、制作ファイル、プレビュー、検証結果、バージョン履歴を一つのタスクから確認できます。
制作の種類を選ぶ
新しいタスク画面で「Creative Studio」を選び、次のどちらかを選びます。
| 種類 | 主な成果物 | 確認面 |
|---|---|---|
| 3Dモデル | GLB、STL、STEPなど、依頼と制作方法に合うモデルファイル | 3Dプレビュー、レビューシート、Spec、Checks、Files、History、Log |
| 絵本 | 表紙、ページ画像、原稿、PDF、固定レイアウトEPUBなど | ページリーダー、原稿、ページ別チェック、Files、History、Log |
同じ種類の既存ワークスペースを選ぶと、以前の成果物と履歴を引き継いで修正できます。「新しいワークスペース」は別の制作物として開始します。ワークスペースを選んだだけでは制作は始まらず、作りたいものを入力してタスクを送信した時点で開始します。
3Dモデルを作る
寸法、用途、素材や製造方法、必要な穴や可動部、希望するファイル形式を指示します。数値が重要な部品では単位と許容条件を明記してください。形状の要望だけでなく、「M4ねじで固定する」「3Dプリント後に回転する」など、完成後の使い方を書くと検証条件が明確になります。
初回にモデリングツールチェーンの確認が表示された場合は、Cockpitの管理セットアップか、すでに用意したシステム環境を選びます。利用できる管理ツールはOSとCPUにより異なり、セットアップ画面に現在の対応状況と必要なダウンロード容量が表示されます。セットアップが不完全な場合、空の成果物を作らず、タスクの報告に不足しているツールが示されます。
モデルが登録されると右サイドパネルに3Dプレビューが表示されます。視点プリセット、自動回転、最大化を使って外形を確認し、レビューシート、寸法、ファイル形式、watertight、可動部の干渉など、依頼に必要なChecksを確認します。プレビューが見えることだけでは、寸法や製造可能性の合格を意味しません。
絵本を作る
絵本では、物語の指示に加えて対象年齢、ページ数、絵のスタイル、フォント、文字処理、画像生成プロバイダー、自律性を選べます。出版形式を指定する場合は、Kindle eBook、Paperback、Hardcoverのどれを目標にするかを画像生成前に決めます。Paperbackでは判型、ブリード、紙とインク、表紙仕上げ、著者名も制作条件になります。
自律性は、最後まで確認なしで進める「完全自動」、初期の方向性を一度確認する「初期確認」、各ページを確認する「毎回確認」から選びます。確認を選んだ場合、エージェントはAskへ画像を添付して判断を待ちます。Askは制作方針の確認であり、外部公開や購入を自動承認するものではありません。
成果物パネルでは表紙と各ページをリーダーで確認し、ページ本文、ページ別チェック、原稿、ファイル、履歴、ログを照合します。書き出しは生成済みのEPUBやPDFなどを選択先へコピーします。KDPなど外部サービスへのアップロードや出版は別の外部操作であり、Creative Studioの書き出しだけでは公開されません。
成果物とバージョンを確認する
一つのワークスペースには複数の成果物を置け、各成果物にはバージョン履歴があります。修正時は既存ファイルを上書きして履歴を失うのではなく、新しいバージョンとして登録します。親バージョンと変更内容を確認すると、どの案から何を直したかを追跡できます。
Checksにはpass、warning、failが記録されます。すべてのチェックがあること、結果の根拠がファイルやログと一致すること、最終画像やモデルを実際に目視したことを確認してください。Logは調査材料であり、末尾だけが表示される場合があります。
CLIから開始・表示する
CLIでは制作の種類を--studioで指定します。管理ワークスペースが自動作成されるため、通常の--directoryや--worktreeは使いません。
cockpit task create --instruction "M4穴4つの取付プレートを作って" --studio model
cockpit task create --instruction "4歳向けの迷子の子ぎつねの絵本を作って" --studio picturebook
cockpit side-panel artifact latest
絵本タスクの内部手順がcockpit picturebookを指定した場合は、そのタスクの管理ワークスペース内で利用します。通常のタスクから手動でパッケージ処理を組み立てる必要はありません。正確な作成オプションはcockpit task Reference、パネル操作はcockpit side-panel Referenceを参照してください。
安全に完了する
書き出し先、最終バージョン、Checks、必要なファイル形式を確認してからタスクを完了します。タスクを完了しても、書き出したファイルや管理ワークスペースの成果物は別に保存されます。外部公開、発注、印刷、販売、ライセンス取得は自動では行われません。
一般的な差分・ファイル・ログの確認は成果とツール、Askの扱いはAsk、データと外部送信の境界はセキュリティとデータを参照してください。