ドキュメント

Referenceとサポート

タスク状態、設定、ショートカット、保存場所、更新、エージェント認証、Remote Access、App Surfaceの代表的なトラブル解決手順です。

対象
DesktopPWACLI
WindowsmacOSLinux
ゲストAGIラボ会員

最終検証 2026-08-27 · v4.61.0

Markdown

現在の状態を正確に読み、問題を小さな境界へ切り分けるためのReferenceです。最初にタスク、エージェント、接続先、OS、アプリバージョンを確認し、その後に該当する復旧手順へ進みます。

タスク状態

状態 意味 次の確認
running エージェントが実行中 現在のターン、ログ、キューを確認する
waiting_confirmation 入力、承認、利用上限、再開を待つ waitingReasonと画面の案内を確認する
completed タスクを完了済みに移した 成果とWorktreeの保存状態を確認する
error 起動またはランタイムが失敗した errorMessageと診断情報を確認する

turn_completeは一つの応答が終わったことを示し、タスク全体の完了ではありません。needsResumeはタスクが未完了のまま実行プロセスを失い、再開操作が必要な補助情報です。

代表的なwaitingReasonturn_completepermissionquestionterminal_promptusage_limitruntime_erroridle_timeoutunknownです。CLIではcockpit task get <id>で状態とsourceを確認します。

設定とショートカット

画面左下のアプリメニューから、外観、通知、ショートカット、エージェント、セットアップ、スキル、Browser Identity、履歴、Remote Access、Autorunを開けます。CLIではcockpit settings listcockpit settings describeで公開設定と値の制約を確認できます。

主要なショートカットにはQuick Task、タスク検索、送信キーがあります。送信キーはEnterまたはCmd/Ctrl+Enterを選択でき、Shift+Enterは改行です。ショートカットの競合やOS登録失敗は保存前に拒否されます。

設定を変更した後は、返された保存値を確認してください。数値設定は許容範囲へ丸められる場合があり、既存のAutorunは保存時のランタイム設定を保持するため、グローバル設定変更では自動更新されません。

データ保存場所

種類 主な場所
Cockpitのタスク、Autorun、Fleet、テンプレート、CLI、ログ ~/.agi-tools/data/cockpit
ユーザー共通のCLIランチャー ~/.agi-tools/bin
永続ワークスペース ~/.agi-tools/workspaces
作業プロジェクトとGit Worktree タスク作成時に選んだ場所
Electronの認証、添付、ブラウザープロファイル OSのAGI Cockpitアプリデータ領域
認証tokenとAPIキー OSのKeychainまたはkeyring

cockpit doctorは現在接続するインスタンスとCLIランタイムを表示します。診断ログにはローカルパス、エージェント名、セッション状態が含まれる場合があるため、外部共有前に確認してください。

アプリを更新できない

  1. cockpit update statuscapabilityと永続アップデーターログの要約を確認します。
  2. macOSではcockpit update check --wait-downloadで更新の確認とダウンロードを待ちます。
  3. Linuxでは更新確認後、表示されたダウンロードページからAppImageまたは.debを手動更新します。
  4. Windows Store版はMicrosoft Storeの更新状態を確認します。
  5. 自動インストールが応答しない場合、Cockpitは診断ログへ記録し、一度だけ再試行します。続く場合はダウンロードページから現行版を入れ直します。

更新フィードはCPUアーキテクチャ別です。Linux x64とarm64で異なるlatest-linuxフィードを使うため、OSだけでなくアーキテクチャも確認してください。更新ログは~/.agi-tools/data/cockpit/logs/updater.jsonlに保存され、2MBで2世代ローテーションします。

正確なコマンドはcockpit update Reference、公開済み変更はバージョン履歴を参照してください。

エージェントが表示されない、起動しない

  1. 画面左下の「セットアップ」で対象CLIの検出とバージョンを確認します。
  2. cockpit setup agent status <agent>でコマンド、インストール済み版、利用可能な更新を確認します。
  3. 設定の「エージェント」で起動コマンド、UIモード、アカウントの認証状態を確認します。
  4. ネイティブUIの候補取得が失敗している場合、モデルや推論設定を固定せず、接続と認証を復旧して再取得します。
  5. Terminal UIではネイティブUIのログイン案内を利用できないため、ターミナル内で対象CLIの認証を完了します。

利用上限ではタスクはwaiting_confirmationusage_limitになります。Autoで復旧できない場合は、利用可能な別プロファイルを追加または選択してから、新しい指示を送ります。

タスクが再開しない

needsResumewaitingReasonを確認し、cockpit task resume <id>で保存済みセッションを再開します。Terminalタスクでは新しいシェルが同じディレクトリで起動するため、以前のforeground processは戻りません。

別インスタンスへのCLI接続は自動転送されません。cockpit doctorinstance、runtime path、各portのlistenerと認証結果を確認し、正しいCockpitから同じコマンドを実行します。instance_mismatchでは接続先を推測して再送しないでください。

Remote Accessへ接続できない

  1. DesktopでRemote Accessが実行中か確認します。
  2. Tailscale限定では両端末が同じtailnetで認証済みか確認します。
  3. HTTPSではMagicDNSとHTTPS Certificatesを有効にし、証明書を再取得します。
  4. QRコードまたは接続URLがHTTPSであることを確認します。
  5. ペアリングコードの期限切れ、3回失敗後の30秒ロックを確認します。
  6. cockpit remote-access status --verboseでmode、scope、証明書、会員確認を切り分けます。

ローカルWi-Fiモードへ安易に切り替えず、証明書またはTailscale設定を復旧します。詳しくはリモートアクセスを参照してください。

Browser Identityでサインインできない

タスクに割り当てられたIdentity名と色を確認します。別Identityでログインしても現在のタスクへ状態は移りません。macOSではChromeの対象タブを開き、cockpit browser import-sessionで選択したIdentityへCookieとlocalStorageを取り込めます。

パスキーが使えない場合はcockpit browser diagnosticsでプラットフォーム認証器の状態と直近のWebAuthn試行を確認します。Linuxではセキュリティキーまたはパスワードを使います。

詳しくはBrowser Identitycockpit browserを参照してください。

App Surfaceへ接続できない

  1. cockpit app doctorでADB、Xcode、制御runtime、現在の接続を確認します。
  2. cockpit app targetsで対象がonlineか、別タスクが使用中でないか確認します。
  3. iOS SimulatorはXcodeで先にbootします。
  4. Android実機はデバッグを有効にし、端末上の承認を受けます。
  5. 接続後にcockpit app statusでmirror、accessibility、input、keyboardのhealthを確認します。

offlineまたはstaleでは最後の画面だけが残り、操作できません。対象やアプリをCockpitから起動・終了せず、プラットフォームのツールで準備してから再接続します。

詳しくはApp Surfaceを参照してください。

問題を報告する

再現手順、期待した結果、実際の結果、AGI Cockpitのバージョン、OSとアーキテクチャ、対象エージェントとUIモード、エラーコードを揃えます。必要に応じてcockpit doctor、アップデーターログ、診断レポートの該当部分を添付します。

token、Cookie、ペアリングコード、ローカルの個人名、秘密のファイル内容は除去してください。既知の修正が公開済みかバージョン履歴を確認してから、AGI CockpitのGitHub Issueへ報告します。