ドキュメント

成果とツール

会話内の提示カードから差分、ファイル、HTML Surface、ブラウザーを開き直し、ターミナルやログまで安全に確認する方法を説明します。

対象
DesktopPWACLI
WindowsmacOSLinux

最終検証 2026-10-11 · v4.104.0

Markdown

最新バージョンでは、画面や操作が一部異なる場合があります。

タスクの会話だけでなく、変更されたコード、ファイル、レポート、実行中のプロセスを同じタスクから確認できます。このページでは成果確認に共通する面を整理します。Webページの操作はcockpit browser、接続したモバイル画面はApp Surfaceで扱います。

右サイドパネルを使う

タスク詳細の右サイドパネルは、会話を離れずに補助情報と操作面を開く場所です。差分、ファイル、添付ファイル一覧、プロジェクトエクスプローラー、HTML Surface、アプリ内ブラウザー、App Surface、サイドターミナル、バックグラウンドログ、子タスク、Talk Room、Askなどが、必要な文脈で表示されます。

DesktopのAskタブは、選択中のタスクだけでなく、この端末で回答待ちのAskをすべて一覧します。件数バッジから開き、専用Askウィンドウと同じ内容を確認して回答またはクローズできます。「設定」→「通知」でAskウィンドウを開かない設定にしても、このタブは利用できます。詳しくはAskを参照してください。

パネル上部の種類と対象パスを確認してから操作してください。パネルを閉じてもタスクやブラウザーセッションは終了しません。幅を変更した場合は表示状態として保存され、狭い幅では本文と表が横スクロール可能な表示へ切り替わります。

PWAではタスク詳細の「タスクパネル」を開くと、子タスク、HTML Surface、会話から開いた画像、差分、Cockpit Browser、App Surface、サイドターミナル、スキル、Fleet、Creative Studioの成果物、Talk Roomを、利用できる文脈に応じたタブで切り替えられます。狭い画面ではbottom sheetとして開き、前後ボタンまたは横スクロールするタブ列を使い、約半分の高さと全高を切り替えられます。広い画面ではチャットの右側にパネルを並べ、さらに広い画面ではタスクナビゲーターも同時に表示します。画面幅や向きが変わって表示形式が切り替わっても、選択中のタブ、対象、下書き、スクロール位置はタスクごとに保持されます。パネルを閉じてもターミナルやブラウザーを終了せず、表示の購読だけを外します。添付ファイル一覧、一般ファイル、プロジェクトエクスプローラー、バックグラウンドログはこのPWAパネルのタブではありません。

会話内の提示カードから開き直す

エージェントがファイル、差分、HTML Surface、またはブラウザータブを表示すると、DesktopとPWAの会話に提示カードが残ります。カードの「開く」を選ぶと、Desktopは対応する右サイドパネルを開き、PWAは同じタスクのタスクパネルで対象を開きます。カードが届いただけではPWAで閲覧中の文書やパネルを切り替えません。パネルを閉じてからカードを開き直しても、会話の位置と入力中の下書きは保持されます。

HTML Surfaceのカードは保存済みのSurfaceを開きます。ファイルと差分はカード作成時の複製ではなく現在の内容を読み、ブラウザーカードはURLだけでなく同じホスト上のBrowser Identity、セッション、タブを参照します。対象が削除・終了されている、別ホストのカードである、またはこのタスク・端末から開けない場合は、別の対象へ置き換えずエラーを表示します。

差分とファイルを確認する

差分はGitが認識する変更を確認する面です。追加、変更、削除をファイル単位で確認し、エージェントの説明だけで完了を判断せず、実際の変更内容と対象範囲を照合します。Git管理外の一時ファイルやプロジェクト外のファイルは差分に含まれない場合があります。

ファイルプレビューはテキスト、画像、音声、動画、PDFなど対応形式を表示します。ツールバーは本文の上に独立して表示され、狭いパネルでは操作群が折り返されるため、本文を覆いません。DesktopまたはPWAでファイル本文を選んでからCmd+A / Ctrl+Aを押すと、ファイル本文だけを選択し、チャット、ファイル一覧、表示操作は含めません。入力欄、検索欄、編集中のテキストでは通常の全選択が維持されます。テキストを選択すると、プレビューの配置と選択範囲を保ったまま引用操作を表示し、ファイルパスと行範囲をタスクの入力欄へ追加できます。書き込み可能な既存の通常テキストファイルは、1MB以下であれば鉛筆ボタンから直接編集できます。編集は自動保存され、Cockpit内の取り消し操作はありません。パスとGit管理範囲を確認してから編集してください。

Desktopの会話にあるMarkdownリンクが認識できるローカルファイルを指す場合、選ぶと右サイドパネルでプレビューします。WindowsではC:\\...とC:/...のドライブパス、\\\\server\\share\\...のUNCパス、対応するWindowsのfile: URLを扱えます。ドライブパスはリンクを表示する前に利用可否を確認します。UNCパスは会話を描画しただけでは接続せず、利用者がリンクを選んだ後に初めて読み込み、利用できなければプレビュー内にエラーを表示します。未対応または安全でないリンク先は操作できるリンクにせず、通常の文字として表示します。プレビューはファイルを実行しません。

Desktopの画像プレビューは、最初に画像をパネルへ収めて表示します。画像を選ぶと、選んだ位置を保ったまま2倍へ拡大し、もう一度選ぶとパネルに合う表示へ戻ります。上部の「拡大」「縮小」「パネルに合わせる」、またはフォーカスした画像で+ / =、-、0 / Escを使って調整できます。拡大中はパネル内をスクロールできます。

Desktopの動画プレビューは、ファイル全体を描画処理へコピーせずローカルファイルから必要な範囲を読み込むため、大きな動画でも再生位置を移動できます。MP4、WebMに加え、H.264またはHEVCのMOVを再生できます。形式やコーデックが未対応の場合、ファイルが移動・削除された場合、または書き込み中で読み込めない場合は理由と「Finder で表示」を示します。再生中なのに音声出力デバイスの応答が原因で進まない場合は、サウンド出力設定を確認する案内を表示します。

Desktopで.htmlまたは.htmファイルをプレビューすると、「アプリ内ブラウザーで開く」から同じタスクの新しいブラウザータブへローカルファイルを開けます。編集中の場合は現在の内容を先に保存し、保存に失敗した場合はブラウザーを開きません。HTML Surfaceの内容を移す操作ではなく、作業場所にあるHTMLファイルを通常のブラウザー表示で検証するための操作です。

Desktopのプロジェクトエクスプローラーでは、タスクが属するプロジェクトのフォルダを切り替え、タスクの作業フォルダを見分けられます。フォルダ一覧の端をドラッグすると幅を変更でき、一覧を折りたたむとファイルツリーを広く使えます。表示更新後も選択中のファイルを維持し、ファイルを選ぶとプレビューへ移ります。秘密情報を含む可能性があるファイルを外部へ共有する前に、選択中のプロジェクトフォルダ、ファイルのパス、内容を確認してください。

Desktopのサイドパネル内を検索する

ファイルプレビュー、編集中のテキスト、差分、HTML Surfaceを操作している状態で、内容を検索またはCmd+F / Ctrl+Fを使います。EnterとShift+Enterで一致箇所を移動し、Escで閉じます。検索対象はその表示面のテキストで、プロジェクト全体ではありません。画像や動画、表示面から読み取れない文字のOCR検索は行いません。アプリ内ブラウザーのタブではブラウザーのページ内検索を使ってください。

HTML ModeとHTML Surfaceを区別する

HTML Modeは、エージェントが最終結果を対話可能なHTMLとして構成するためのスキルです。HTML Surfaceは、そのHTMLをタスクへ保存し、右サイドパネルで表示する製品面です。

HTML Surfaceは一般のWebブラウザーではありません。エージェントが作ったレポート、比較表、ダッシュボードなどを表示する用途に使い、外部サイトの移動やフォーム操作にはアプリ内ブラウザーを使います。HTML内のHTTPまたはHTTPSリンクは外部ブラウザーへ渡され、それ以外のURLスキームは無視されます。

<meta name="cockpit-scripts" content="isolated">を含むSurfaceでは、DesktopとPWAの分離された環境でインラインJavaScriptを実行できます。入力値からの計算、表示の切り替え、グラフの更新など、そのSurface内だけで完結する操作に使います。イベントはaddEventListenerなどで登録し、インラインイベント属性やjavascript: URLは使えません。マーカーがないSurfaceとDisplay通知ではスクリプトを実行しません。

分離されたスクリプトはCockpit、Node、ローカルファイル、認証情報、Cookie、アプリのストレージへアクセスできず、外部通信、外部リソース、埋め込みページ、画面遷移、ダウンロード、ポップアップも利用できません。タスクへ値を送れるのは、所定のアクションまたは検証済みの送信コントロールを人が実際に選んだ場合だけです。スクリプトから生成したクリックやメッセージは送信されず、--non-interactiveではローカル操作だけが動きます。Surfaceを更新・切り替え・開き直すとスクリプトの状態は初期化されます。スクリプトが停止した場合はSurfaceを開き直すか、タスクへHTMLの修正を依頼してください。完全な制約はHTML Reference、データ境界はセキュリティとデータを参照してください。

CLIからはcockpit html show --stdinでHTMLを保存し、cockpit side-panel htmlで表示できます。正確な契約はcockpit html Referenceを参照してください。

未確認のHTML Surfaceを開く

DesktopとPWAは、届いた後、そのタスクの表示中のHTMLパネルでまだ描画されていないSurfaceを未確認として数えます。パネルを開くボタンまたはHTML Surfaceのタブにバッジが表示されます。最新のSurfaceを追っている場合は、新しいSurfaceへ自動で追従します。履歴または以前のSurfaceを確認中の場合は表示を維持し、通知の「最新を開く」から移動できます。未確認を開くショートカットは最新の未確認Surfaceへ移動し、さらに古い未確認項目は履歴内に残ります。

Surfaceは、表示中のパネルで内容の描画が完了した後にだけ確認済みになります。確認状態はアプリの再起動後も保持されます。到着通知を閉じるだけでは確認済みにならず、別のタスクへ切り替えてもバッジは消えません。

Display通知を確認する

cockpit displayは、リマインド、進捗、軽量なステータス画面を、返答を求めないDisplay通知として前面に表示します。Desktopでは専用ウィンドウ、PWAではAskと共通の「受信箱」に表示されます。発信元のタスクが残っていれば、どちらの表示からもそのタスクを直接開けます。

Display通知を閉じても、エージェントへ回答を送らず、タスクも再開しません。同じタスクから同じ種類、タイトル、本文を持つ通知が繰り返し届いた場合、開いている通知を再利用します。クローズ直後10秒間の再送も同じ通知として扱うため、エージェントは重複を理由に再試行しません。異なるタスクから届いた通知は、内容が同じでも別の通知です。

PWAが切断中でもDisplay通知はその場で閉じられ、再接続後に閉じた状態をホストへ送ります。再同期の途中で同じ通知が届いても、閉じた通知を受信箱へ戻しません。

CLIでは開いている通知を一覧し、IDを指定して閉じられます。

cockpit display list
cockpit display list --task <task-id>
cockpit display close <display-id>

正確な重複判定、返却値、エラーはcockpit display Referenceを参照してください。

専門の操作面へ進む

アプリ内ブラウザーは、実際のWebページを人とエージェントが同じタブで扱う面です。ページ状態、意味のある要素名、操作後の事後条件まで含む手順はcockpit browser、ログイン状態の分離はBrowser Identityを参照してください。

App Surfaceは、起動済みAndroidまたはiOS Simulatorを一つのタスクへ接続する面です。準備、接続、アクセシビリティ操作、座標、復旧、安全境界はApp Surfaceを参照してください。

サイドターミナルとバックグラウンドログを使う

サイドターミナルは、タスクのエージェントプロセスとは別のシェルセッションです。コマンドを実行する前に、セッション名、現在の作業ディレクトリ、対象ホストを確認してください。ターミナルを閉じるとそのシェルは終了しますが、タスク本体の完了とは別です。

PWAの二つのターミナル表示(タスク本体のTerminal表示とサイドターミナル)では、キーバーからEsc、Tab、Enter、矢印キーをホストのターミナルへ直接送れます。「修飾キー」を開くと、Ctrl+C、Ctrl+X、Ctrl+S、Shift+Tabを送れます。これらはブラウザーのショートカットではなくターミナルへの入力シーケンスで、たとえばCtrl+Cはホスト上のフォアグラウンドプロセスを中断するなど、現地のキーボードと同じ作用をします。ターミナルへ書き込めない状態ではメニューも無効になります。

バックグラウンドログは、エージェントが開始した長時間プロセスの出力を確認する面です。AntigravityのネイティブUIで、エージェントがバックグラウンド処理を再確認し、まだ実行中のため待つという中間回答を返した場合、タスクは作業中のままになり、完了通知、その後のツール実行、最終回答まで同じターンとして続きます。最終回答後も動かす常駐サーバーなどは別で、ターン完了後も「実行中」「完了」「失敗」「停止」の状態を確認できます。ログが表示されていることだけで処理完了とは判断せず、終了コード、生成物、待受ポート、テスト結果など、依頼に合う成功条件を確認します。

CLIからサイドパネルとターミナルを扱う場合はcockpit side-panel Referenceを参照してください。

文脈依存のパネルを使う

子タスクパネルは親タスクに属する子タスクの状態と報告を確認します。親子関係とreportの扱いはタスク管理(CLI)を参照してください。Talk Roomパネルは参加者同士の共有会話を表示します。参加、通知、メンションはTalk Roomsを参照してください。

スキル詳細は、選択したスキルの説明と利用条件を確認する面です。PWAのスキルタブでは、このタスクでホストが検出したプロジェクトスキルとグローバルスキルを名前・説明で検索し、説明、引数、定義元のSKILL.md、利用するエージェント、本文を閲覧できます。同名スキルの定義ファイルがエージェントごとに異なる場合は切り替えられます。本文は先頭256 KiBまでで、PWAから編集、削除、インストール、入力欄への追加は行いません。スキルの指示がタスクの権限を拡張するわけではありません。公開、削除、外部送信などは通常の承認境界に従います。

成果確認を完了する

次の順で確認すると、表示しただけの状態を完了と誤認しにくくなります。

  1. タスクの目的と成功条件を読み直す
  2. 差分とGit管理外の生成物を確認する
  3. テスト、ビルド、画面、通信など該当する証拠を確認する
  4. 秘密情報、破壊的変更、外部公開の有無を確認する
  5. 必要な成果を保存または共有してからタスクを完了する

タスクの状態、完了、削除はタスク一覧、追加指示と再開はタスク詳細、データ境界はセキュリティとデータを参照してください。