Google が開発する『NotebookLM』 がより使いやすく進化しています!

特に、シェア機能やモバイルアプリといった機能が追加され、個人でも複数人でも使いやすくなっています。

今回は、NotebookLMのアップデート内容から活用方法まで徹底解説していきます。

おさらい ー NotebookLMとは?

Googleが提供する「NotebookLM」は、AIを活用して情報整理や思考をサポートしてくれる、新しいタイプのツールです。

出力の際には、必ずアップロードした資料の内容に基づいて質問に答えたり、文章を生成したりする点が特徴です。

また、NotebookLMにはGoogleの中で「Gemini 2.5 Pro」に次いで高性能な「Gemini 2.5 Flash」が搭載されており、正確な情報抽出と回答生成を実現しています。


NotebookLM 最新注目機能ハイライト

ここからは、NotebookLMに最近追加された新機能をご紹介します。

① PDF内の画像やグラフも理解!マルチモーダルな資料活用へ

これまでNotebookLMは主にテキスト情報を中心に扱っていましたが、アップデートにより、PDFファイルに含まれるテキスト、画像、グラフといった全てのコンテンツを理解する能力が強化されました。

これにより、図解が多い報告書や、写真が含まれる資料、グラフを多用した分析レポートなども、NotebookLMがその内容全体を踏まえて的確なサポートを提供できるようになります。視覚的な情報もAIの理解対象となるため、より幅広い種類の資料をNotebookLMで活用できるようになりました。


② モバイルアプリ登場!スマホで手軽にナレッジを持ち歩く

待望のNotebookLMモバイルアプリ(Android/iOS)がリリースされました。これにより、PCがない場所でも、スマートフォンを使って手軽に自分のノートブックにアクセスし、情報整理や学習を進めることができます。
このモバイルアプリで特に便利なのが、作成した「オーディオ概要」を外出先で聞いたり、操作したりできる点です。

NotebookLMが作成した資料の音声概要を、スマホの画面を閉じた状態でも聞くことができます。通勤中や移動中など、手が離せない時でも「ながら学習」が可能です。

iOSの方はこちら、Androidの方はこちらからダウンロードしていただけます。


③ 「オーディオ概要」が50言語以上に対応、長さも指定可能に

資料の内容をAIが音声で解説してくれる「オーディオ概要」機能が、大幅に進化しました。

まず、対応言語が50以上に拡大。これにより、様々な言語で書かれた資料をアップロードし、指定した言語(例えば日本語)で音声概要を生成して聞くことができます。国際的な情報収集や多言語学習に非常に役立ちます。

設定は画面右上の「設定」→ 「出力言語」から日本語を設定するだけです。

さらに、ウェブ版では音声概要のカスタマイズも可能です。生成される音声概要の雰囲気や内容のレベル、またどこに焦点を当てるかといったことを自分のニーズに合わせて調整可能です。


④ Webからも情報を収集できる「Discover sources」機能

自分がアップロードした資料だけでなく、ウェブ上から関連性の高い情報源をNotebookLMが見つけて提案してくれる「Discover sources」機能が追加されました。

ノートブックのトピックに基づいてAIが関連情報を探し出し、ユーザーはそれを確認した上で自分のノートブックに追加できます。

これにより、手持ちの資料だけでは得られなかった新しい視点を取り入れたり、リサーチをより広範囲に、かつ深く進めたりすることが容易になります。

「Discover sources」機能を利用するには、ソースをアップロードする画面の右上に表示される「提供元を見る」を選択します。

そうすると以下のような画面になるので、ここに自分のリサーチしたい内容を入力します。

「興味がある」ボタンを押すとAIがランダムにテーマを選択してソースを提案してくれます。

提案してくれたWebページやPDFは、ユーザーがチェックボックスでソースに含めるかを選択し、その後インポートすることができます。


⑤ セキュリティ強化と「コアサービス化」

企業や教育機関での利用において非常に重要なセキュリティとデータ管理の面でも、大きな進展がありました。NotebookLMおよびNotebookLM Plusは、対象となるGoogle Workspaceエディションにおいてコアサービスとして提供されるようになりました。

これは、GmailやGoogleドキュメントといった他のWorkspaceコアサービスと同様の、エンタープライズグレードのデータ保護や技術サポートが適用されることを意味します。ユーザーのアップロードした資料やクエリ、AIの応答は、許可なくモデルのトレーニングに使用されたり、人間のレビュアーに見られたりすることはありません。

さらに、管理者向けには、ユーザーのアクセス状況に基づいてアクセスレベルを細かく制御できるContext-Aware Access(CAA)にも対応し、組織内での安全な利用がサポートされるようになっています。


⑥ ノートブックを広く共有「一般公開機能」が登場

NotebookLMで作成したノートブックの共有方法に「一般公開機能」が追加されました。

従来、ノートブックを外部に共有する際は、閲覧権限を一人ずつ設定する必要がありました。

この新機能ではその他のGoogle製品のように画面右上の「共有」を選択し、「リンクを知っている人全員が閲覧できる」形で公開できます。

この一般公開機能により、作成した資料やFAQなどを不特定多数に参照してもらうといった活用が、より簡単になります。