「ただただ仕事をこなしてくる」という感覚
この数日、Astraとの開発に明け暮れていました。作っているSNSを改修しながら、別のスレッドでは小さなロボットにスマホを取り付ける部品を作る。
いまの感覚を言葉にするなら、外部のチームに仕事を依頼している感じです。これまでのインターンに一つずつ作業を教える感覚から、どこまで仕上げてほしいか、どこから先は自分に確認してほしいかを伝える方へ、本格的にAIへの頼み方が変わってきているのを実感します。
このSNSは、Xに疲れて、DiscordとXの中間くらいにあるものを彼女と使えたら、と思って作り始めました。


当時は大量のSkillを入れていて、AGENTS.mdもかなり細かく調整していました(たとえば、pstackのpoteto-modeをFable 5.1に自分向けにカスタマイズしてもらった「K-stack」など)。このSNSの土台を作ったのは、この環境で動くFableとSolです。その時点ですでによく動いていました。
Astraが出てから、その汎用的な手順をいったん退避させ、自分固有のルールを中心に残す形へ変えました。いまは大きな機能の実装と細かな修正が、次々に進んでいきます。私には、以前よりずっと速く感じられます。「ただただ仕事をこなしてくる」というのが、いちばん近い表現です。
なお、この数日の開発では、私は基本的にAstraの思考設定をMedium(中)にして使っていました。
たとえばアプリで、写真をクリックしたら全面に表示してほしいと頼んだあと、「やっぱり、クリックで画面いっぱいじゃなくて、ズームかも」と言い直しました。Astraは全画面表示への変更を取り下げ、ボード全体を拡大するのか、写真だけを拡大するのかを確認してきました。そして、これらの修正がほぼほぼ一発で機能するものなんです。
ロボットの方では、もう少し大きくイメージがずれました。Reachy Miniの頭にスマホを載せるため、はめられる部品を作ってほしいと頼んでいたのですが、最初に出てきたのは細い支えを組み合わせる形でした。

あれ、イメージと違かった。。w
そんな細い感じじゃなくて、もっと上からがぽっとはめる感じをイメージしてた!
続けて、画像生成を使って形を出し、それをもとにFableとも議論してほしいと頼みました。画像を見比べ、頭を深く包むB寄りの案を選びました。そのあとAstraから修正版のCADが届きました。報告には、部品同士の干渉や書き出したデータの確認結果も添えられていました。

画像を使おうと言ったのも、B案を選んだのも私です。一方で、その選択から部品の形を作り直し、ファイルにまとめる作業はAstra側が進めました。私は「もっと上からがぽっと」と伝えていましたが、その形を作るためのCADの手順までは説明していません。
もう一つ、手応えを感じている頼み方があります。
解決してそうなエージェントとコミュニケーションを取ってみて
子タスクやClaude Codeにも、相談相手として意見を求めてもらう頼み方です。直近の印刷準備でも、別の子タスクや、過去に同じ操作を試した担当へ相談が進みました。ただ、このときは画面を取得できず、印刷開始には至りませんでした。この指示が効いたかは厳密に比べていませんが、私には有効に感じられます。
この週刊AIも、LeadのAstraを窓口にして作っています。過去号を調べるSol、購読しているニュースレターを比較するLuna、編集方針に意見を出すFable、日本語を推敲するGemini。それぞれの担当が動き、Leadが提案を読んで、採るものと採らないものを決めています。私が一つ依頼すると、こうして複数のエージェントが動き出す。
外部チームに頼む感覚というのは、このあたりです。どこまで仕上げてほしいか、途中で自分が決めたいことは何か。その境界を言葉にして渡すことが大事だと感じた数日間でした。
私はソフトウェアエンジニアではありません。それでも、自分が使いたい趣味のアプリを直したり、知らない3D制作に取り掛かったりするまでの距離は、ずいぶん短く感じられました。利用量もかなり増えていますが、手順をいったん見直してAstraに任せてみたのは、やってよかったと思っています。
同じ数日で作っていたバーチャルオフィスも、歩いて遊べる体験版として公開しています。こちらは、読者のみなさんにも触ってもらえる成果物です。








