2025/01/28追記 … 下記3つのアップデートを行いました
1. 個別メール対応
返信不要と判断されるなどした個別のメールに対しても返信が作成できるようになりました。
2. Gemini 2.0 Flash対応
最新のGemini 2.0 Flashに公式対応しました
3. Webhook通知対応
返信が作成されたタイミングでWebhookに通知がいく設定ができるようになりました。
今回、メール対応業務を劇的に改善するシステム、AI完全自動メール返信生成システム(長いのでAutoMailAIと呼称)を開発しましたので、共有します。現状Gmailのみの対応です。
社会人になると、毎日のメール対応に追われ、本来の業務が圧迫されることは往々にしてあります。
こんな状況に心当たりはありませんか?
朝一番にメールボックスを開くと、未読メールの山に圧倒される
丁寧な返信を心がけるあまり、1通のメールに30分以上かかってしまう
難しい敬語や専門用語を使った返信に時間がかかり、ストレスを感じる
メール対応に時間を取られ本来やるべき重要な業務が後手に回ってしまう
メールを返信するために、毎回のコピペや、プロンプトを書くのが面倒
これらの問題は、ビジネスの現場で日々直面している課題です。
私自身も、ChatGPTなどを使ってメールを作成したりはするものの、メールをコピペして、プロンプトを書いて、AIの生成を待って、またコピペして修正して送信、というプロセスは意外と面倒です。
特に文脈が長いメールだと、それをAI理解させるのは時間がかかります。
AutoMailAI:AI完全自動メール返信生成システム
そんな悩みを解決するのが、AutoMailAI(AI完全自動メール返信生成システム)です。このシステムは、あなたのメール対応を劇的に改善し、本来の業務に集中できる環境を提供します。
私自身、AutoMailAIを導入してから、メール対応に関わる時間が80%程度も削減できています。
以下は、実際にAutoMailAIによって、ドラフトメールボックに自動で保存されていたAIで100%作られたメールを1文字も変えずに送信したパターンです:

やったことは、送信ボタンを押しただけです。修正が必要なパターンでも、大枠は既に完成しているので、直すところは非常に少ないです。
AutoMailAIの主な特徴
完全自動化:
メールボックスを開くと、最適な返信がすでにドラフトに保存されている状態を実現
AIが未読メールの内容を分析し、返信の必要性を判断
返信が必要なメールには、適切な内容の下書きを自動生成
スレッドに対応
メール対応には、往々にしてスレッドを全て読まないと文脈が理解できませんが、このAIシステムは長いスレッドでも、文脈を理解します。
カスタマイズ性:
会社のポリシーや個人のスタイルに合わせて、返信の調子を簡単に調整可能
特定の顧客や案件に対する固有の対応をルール化して設定可能
言語対応:
英語、日本語に完全対応
自動翻訳機能により、海外からのメールにも迅速に対応可能
低コスト:
月額わずか25.5円(Gemini Flash使用時)から利用可能(メールの量によります:ロジックは下記参照)
より高性能なGemini Proを使用することも可能です。
導入の簡単さ
AutoMailAIの導入は非常に簡単です。スプレッドシートにGeminiのAPIキーを設定するだけで、すぐに運用を開始できます。
セキュリティ面
このシステムはGoogle Apps ScriptおよびGemini APIのみを使用しているため、全てGoogleの技術で完結します。データが学習に使われることはありません:詳しくはこちら。
具体的な業務節約効果の推定
例えば、時給3000円の人が1日に1時間をメール対応に費やしていると仮定すると、AutoMailAIを導入することにより、1ヶ月あたり3万6千円の業務生産性向上が見込めます。ここではメール対応に費やす時間の60%を削減できると仮定していますが、上記で見たように全く編集せずにそのまま送信できるパターンもあるため、実際にはもっと節約できると考えています。
時給が高い人や、メール対応にもっと時間を使っている人はその限りではありません。
ランニングコストの推定
Gemini Flash を主に使うことを想定していますが、仮に平均400文字ほどのメールを毎日20件処理すると仮定し、平均で5件を返信文章をAI生成するとすると、おおよそ0.02*20 + 0.02*5+0.07*5という計算になり、およそ1日あたり、0.85円となります。つまりランニングコストは1ヶ月あたりおよそ25.5円です。Gemini Proを使ったとしてもたったの255円で高精度なメールが作成できます。

AutoMailAIがもたらす驚きの効果
AutoMailAIを導入することで、以下のような効果が期待できます。これらは、私自身が実際に体験した変化でもあります。
メール業務効率の飛躍的向上
例:時給3,000円の方が1日2時間のメール対応を60%削減すると、月額3万6千円の生産性向上
時間の大幅削減: メール対応時間を最大99%削減可能。確認してボタンを押すだけ。
また、返信要否のラベリングにより、重要なメールの見逃しが無くせます。
仕事のキャパシティ拡大
メール対応から解放された時間で、新規プロジェクトの立ち上げが可能に
一貫した高品質な顧客対応
AIによる適切な返信で、顧客満足度が向上、難しい敬語や専門用語も正確に使用されるため、プロフェッショナルな印象を与える
グローバル展開のハードル減
多言語対応により、海外顧客とのスムーズなコミュニケーションを実現
ストレス軽減とワークライフバランスの改善
メール対応の負担が減ることで、精神的なプレッシャーから解放
意思決定の迅速化
重要なメールへの素早い対応が可能になり、ビジネスチャンスを逃さない
また、Gmail上で、メールにラベルが付与されるため、返信すべきメールのみに集中できます:

早速、システムの有効な使い方を共有してくださいました:
https://twitter.com/genkAIjokyo/status/1813171622586773781
AIを使いこなすトップ研究者の紺野さんにも支持されています:
https://twitter.com/_daichikonno/status/1814117563108106455
生成AI業界トップインフルエンサーのチャエンさんにも絶賛して頂きました:
https://twitter.com/masahirochaen/status/1818332496964305255
対応メールアカウントについて
こちらのシステムはGASを使用しているため、Gmailのみ正式でサポートしていますが、以下の記事を参考にして他のYahooやOutlookなどのメールアカウントなどをWeb版Gmailアプリ上で追加することができた場合、このシステムをそのままこれらのGmail以外のアカウントでも使用することができます。
https://agi-labo.com/articles/n27e86a35dc96
さあ、メール対応の革命を始めよう
AutoMailAIは、あなたのビジネスライフを大きく変える可能性を秘めています。毎日のメール対応に追われる日々から解放され、本来の業務に集中できる環境を手に入れませんか?
私自身、AutoMailAIによって業務の質が変わったと言っても過言ではありません。仕事の生産性が上がっただけでなく、新しいチャレンジに挑戦する時間と心の余裕が生まれました。
AutoMailAIの導入をご検討の方は、今すぐ以下からAGIラボ会員にお申し込みください。他にもAGIラボでは、生成AIに関する質の高い記事が読み放題です。
メール対応の革命が、あなたを待っています。
2025/01/28追記 … 下記3つのアップデートを行いました
1. 個別メール対応
返信不要と判断されるなどした個別のメールに対しても返信が作成できるようになりました。
2. Gemini 2.0 Flash対応
最新のGemini 2.0 Flashに公式対応しました
3. Webhook通知対応
返信が作成されたタイミングでWebhookに通知がいく設定ができるようになりました。
AI完全自動メール返信生成システムの導入
AI完全自動メール返信生成システムを導入する方法を順序立てて説明します。このシステムを使用することで、Gmailの未読メールに対して自動的にAI生成の返信ドラフトを生成できます。
1. システムの複製
AI完全自動メール返信生成システムのスプレッドシートにアクセスします。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1x8EYobIettBmss4W2IljH-fY65kDNjaIPkVXOaHRcDw/edit?usp=sharing
画面上部の「ファイル」メニューから「コピーを作成」を選択します。

必要に応じてコピーの名前を変更し、保存先フォルダを選択して「コピーを作成」をクリックします。

2. スクリプトの承認
複製したスプレッドシートを開きます。
「AIメール作成メニュー」が表示されるまで待ちます。

メニューの任意の項目をクリックすると、スクリプトの承認を求められます。たとえば「システム初期化」をクリック。

スクリプトの承認を求められます:

「承認」をクリックし、Googleアカウントでログインします。

必要な権限を確認し、「許可」をクリックします。

3. Gemini APIキーの設定
Google AI Studioにアクセスし、APIキーを取得します。
https://aistudio.google.com/app/apikey
スプレッドシートの「AIメール作成メニュー」から「システム管理」→「API設定」→「Gemini APIキー設定」を選択します。

表示されたダイアログにAPIキーを入力し、「OK」をクリックします。

4. 設定の調整
スプレッドシート内の「設定」シートを開きます。
必要に応じて以下の項目を調整します:
AIモデル(Gemini-1.5-Flash または Gemini-1.5-Pro)

デフォルトはFlashになっています。
AI モデルは、Gemini 1.5 Flash か Pro が選択できます。
Flash は値段が安いですが、Pro の方が性能が高いです。
余裕のある方は、Proがおすすめです。
メール例文(任意)
デフォルトは空です。実際に書いたことがあるメールを参考情報として入れることができます。例えば下部のいつも入れている名刺情報などを教えることができるでしょう。
コンテキスト情報(任意)
デフォルトは空です。メールを返信する上で気をつける点など、任意の情報を入れることができます。例えば目的によりけりですが、自分自身の情報や、自社情報、などを入れるといいでしょう。
返信判断基準
デフォルトは以下です:
1. 一方的なお知らせやメルマガには返信不要
2. 質問や依頼を含むメールには返信が必要
3. 個人的なメッセージや重要な業務連絡には返信が必要
4. 自動生成されたシステムメッセージには通常返信不要
AIが返信の必要性を判断する際の基準を設定します。
箇条書きにしているので、自分自身のコンテキストにおいて、どういうメールは無視すべきで、どういうメールに返信すべきかをかくと精度が上がっていきます。
5. 動作確認
「AIメール作成メニュー」から「未読メール自動返信実行」をクリックします。これにより「未読で、24時間以内に来た、ラベルの付いていないメール」が処理されます。

システムが動作し、未読メールの処理が行われます。
処理結果は「ログ」シートで確認できます。

6. Gmailの確認
Gmailを開き、実際に処理されたメールを確認します。
未読メールに対して、「AI_ドラフト作成済」または「AI_返信不要」ラベルが付与されているはずです。

「AI_ドラフト作成済」ラベルのメールには、AIが生成した返信ドラフトが作成されています。
ラベルの一覧は左下のタブからも確認できます。

7. 自動実行スケジュールの設定
「AIメール作成メニュー」から「自動実行スケジュール」→「スケジュール設定」を選択します。

表示されたダイアログで希望の実行間隔を入力し、「OK」をクリックします。

実行間隔に関わらず、「未読で、24時間以内に来た、ラベルの付いていないメール」がシステムの処理対象になります。
以上の手順で、AI完全自動メール返信生成システムを導入できます。
システムの動作を定期的に確認し、必要に応じて設定を調整してください。
アップデート情報
2025年1月27日にシステムに3つのアップデートを行いましたので、こちらでご紹介します。アップデートを適応するには、上記のスプシを同じ手順で導入することでアップデートできます。
1. 個別メール対応
個別メール対応は、返信必要なしと判断されてしまったメールや、すぐにメール返信したいメールや、既読をつけてしまったメールなどについて、個別にメール返信を作成する機能です。手動実行(個別)からアクセスできます。

検索クエリ、もしくは任意の文章を検索し、一番目にヒットしたメールに対して返信を作成します。

例えば、私が自分自身に毎日送っているAIニュースのメルマガは普通返信不要と判断されますが、あえて返信を作成するには、そのメールに含まれるユニークな文章を入力します:


OKを押すと上記のメールに対して適切なメール返信が自動で作成されます:

2. Gemini 2.0 Flash対応
スプシの設定から、AIモデルの欄にgemini-2.0-flash-expを選択するだけで最新モデルに対応できます:

3. Webhook通知対応(上級者向け)
メールドラフトが作成されたタイミングで、Webhookに送信する機能です。
Webhook設定からアクセスできます:

任意のWebhookを設定します。例えばDiscordで設定してみます:

すると、メールドラフトが作成されたタイミングでDiscordに通知が来るようになりました:








