紀元前480年〜紀元前250年頃
論語
伝・孔子(作) / 作者不詳(編纂)
中国 / 曲阜 / 語録 / 思想
作品概要
どんな古典か
約2500年前の中国、春秋時代の思想家孔子(前551〜前479)と弟子たちの言葉を集めた語録。孔子の死後、弟子と孫弟子たちが数世代かけて編纂し、全20篇・約500章にまとめた。「学んで、しかるべき時にそれをおさらいする。なんと喜ばしいことではないか」「自分の望まないことは、人にしてはならない」「昔のことをよく学び直して、そこから新しいことを知る」——。仁と礼を軸に、学ぶこと、人と生きること、政治のあり方を短い対話と箴言で語るこの書は、漢代以降の中国で経典となり、朝鮮・日本・ベトナムへ広がって、二千年にわたり東アジア世界の思考の土台であり続けた。人類史上もっとも長く、もっとも広く読まれてきた古典のひとつである。
この作品のテーマ
仁 ・ 学び ・ 礼 ・ 君子 ・ 政治 ・ 孝 ・ 友 ・ 天命
版と来歴
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原文から現代日本語版まで、3つの版の来歴を公開しています。
通行本原文(漢文)
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パブリックドメイン — 何晏『論語集解』(3世紀)以来の系譜に連なる通行テキスト。原文は成立から二千年以上を経てパブリックドメイン。本文にはレッグ『The Chinese Classics Vol.1』(1893)所収の漢文本文(通行本に基づく)を用いた。Project Gutenberg #4094で英訳と対で全文公開 底本を確認
レッグ英訳(1893)
1893年 / 訳:ジェームズ・レッグ
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派生元
通行本原文(漢文)を翻訳して作成
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パブリックドメイン — 『The Chinese Classics Vol.1』所収の "Confucian Analects"。初版1861年、改訂版1893年。訳者レッグ1897年没により日本(没後70年)でパブリックドメイン、1930年より前の出版により米国でもパブリックドメイン。Project Gutenberg #4094で漢文原文と対で全文公開 底本を確認
AGIラボ現代日本語訳
2026年 / 訳:Fable 5 / 編集:AGIラボ編集部
翻訳編集済み無料公開内容をプレビュー
約2500年前の中国で編まれ、二千年にわたり東アジア世界の思考の土台であり続けた語録。全20篇・499章から、3つの章をプレビューとして公開しています。
学びて時に習う — 先生は言った。「学んで、しかるべき時にそれをおさらいする。なんと喜ばしいことではないか。友が遠方からたずねて来る。なんと楽しいことではないか。人に知られなくても腹を立てない。なんと君子らしいことではないか。」
志学から従心へ — 先生は言った。「私は十五歳で学問に志した。三十歳で自分の立場を確立した。四十歳で迷わなくなった。五十歳で天命を知った。六十歳で何を聞いても素直に受け止められるようになった。七十歳で心の望むままにふるまっても、道を踏み外すことがなくなった。」
恕の一字 — 子貢が尋ねた。「ただ一つの言葉で、生涯行っていけるものはあるだろうか。」先生は言った。「それは恕だろうか。自分の望まないことは、人にしてはならない。」
仁と礼、学びの喜び、弟子たちとの対話、人間・孔子の素顔——全20篇・499章の現代日本語訳は、AGIラボ会員向けに公開されます。
底本・権利・作成方法
派生元
レッグ英訳(1893)を翻訳して作成、通行本原文(漢文)を照合して作成
権利
AGIラボ — AGIラボ制作。レッグ英訳(1893)を主底本とし、漢文原文(通行本)と全章を照合して作成。底本はいずれもパブリックドメイン
作成方法
Fable 5による訳をレッグ英訳(1893)と漢文原文(通行本)の両方と章単位で照合して作成した。章の区分と番号はレッグ版に従う。レッグと原文の通説的な読みが実質的に分かれる箇所は注釈のdiscrepancyに記録し、どちらに従ったかを明記した。人名・地名・書名は日本の慣用漢字表記を用い、仁・礼・君子などの中核概念は日本語として通用する漢語のまま残した。著作権が存続する既存の現代邦訳は参照していない。AGIラボ編集部が編集した。
構成
全体の目次
この作品は499の単位で構成されています。
全499項目を見る
- 学びて時に習う
- 孝悌は仁の本
- 巧言令色
- 三省
- 千乗の国を治める
- 余力あらば文を学ぶ
- 賢賢易色
- 過ちを改むるに憚るな
- 慎終追遠
- 温良恭倹譲
- 父の道を三年改めず
- 和を以て貴しとなす
- 信は義に近く
- 学を好む
- 切磋琢磨
- 人を知らざるを患う
- 北辰の如し
- 思無邪
- 徳と礼で導く
- 志学から従心へ
- 礼に違わぬ孝
- 親の憂いは病のみ
- 敬なき養い
- 難しいのは顔色
- 顔回は愚かでない
- 人を見抜く法
- 温故知新
- 君子不器
- 言葉より先に行う
- 周して比せず
- 学びと思索
- 異端の学び
- 知るということ
- 禄はその中にあり
- 直きを挙げる
- 民の敬と忠
- 孝もまた政治
- 信という留め具
- 百代あとを知る
- 義を見てせざるは
- 八佾の舞
- 雍を歌う三家
- 人にして仁ならず
- 礼の根本
- 夷狄にも君あり
- 泰山と林放
- 君子の争い
- 絵事後素
- 文献足らず
- 禘の祭り
- 天下は掌の上
- 神在すが如く
- 天に罪を得れば
- 周に従う
- 毎事問う
- 射は皮を主とせず
- 羊よりも礼
- 諂いと言われても
- 君は礼、臣は忠
- 楽しみて淫せず
- 既往は咎めず
- 管仲の器
- 楽の成り立ち
- 天下の木鐸
- 尽善尽美
- 寛と敬と哀
- 仁の里を選ぶ
- 仁者は仁に安んず
- 仁者の愛憎
- 仁に志せば悪なし
- 造次顛沛
- 仁を好む者を見ず
- 過ちを見て仁を知る
- 朝に道を聞く
- 悪衣悪食
- ただ義に従う
- 君子は徳を思う
- 利と怨み
- 礼譲で国を治める
- 位なきを患えず
- 一以貫之
- 義と利
- 見賢思斉
- 父母をいさめる
- 遠くに遊ばず
- 父の道を改めず
- 父母の年を知る
- 言葉の重み
- 慎めば過ち少なし
- 訥言敏行
- 徳は孤ならず
- 忠告もほどほどに
- 公冶長と南容
- 魯に君子あり
- 瑚璉の器
- 弁舌は要らない
- 仕官はまだ早い
- いかだで海へ
- 才能と仁は別
- 聞一知十
- 朽木糞土
- 剛と欲
- 及ばぬ願い
- 性と天道
- 聞けば必ず行う
- 下問を恥じず
- 子産の君子の道
- 久しくして敬す
- 臧文仲の大亀
- 忠と清
- 三思後行
- 愚不可及
- 帰ろう、帰ろう
- 旧悪を根に持たない
- 微生高の酢
- 左丘明の恥
- それぞれの志
- 過ちを自ら責める
- 誰よりも学を好む
- 南面の器
- 怒りを移さず
- 周急不継富
- 犁牛の子
- 三月不違仁
- 果と達と芸
- 汶のほとりへ
- 命なるかな
- 簞食瓢飲
- 自ら画る
- 君子の儒
- 行くに径に由らず
- 功を誇らず
- 佞と美の世
- 戸と道
- 文質彬彬
- 人の生や直
- 知好楽
- 相手を見て語る
- 敬して遠ざく
- 知者楽水
- 一変して道に至る
- 觚ならざる觚
- 井戸の仁
- 博文約礼
- 南子との会見
- 中庸の徳
- 博施済衆
- 述而不作
- 学びて厭わず
- 吾が憂い
- くつろぎの姿
- 周公の夢
- 芸に遊ぶ
- 束脩の礼
- 啓発
- 喪ある人のそば
- 暴虎馮河
- 吾が好む所に従う
- 斎戒と戦と病
- 三月肉の味を知らず
- 仁を求めて仁を得る
- 浮雲の如し
- 五十にして易を学ぶ
- 雅言
- 発憤忘食
- 古を好んで求める
- 怪力乱神
- 三人行けば必ず師あり
- 天の与えた徳
- 隠すことなし
- 文行忠信
- 変わらぬ心
- 釣りして綱せず
- 多聞多見
- 互郷の童子
- 仁遠からんや
- 丘や幸いなり
- 歌に和す
- 躬行の君子
- 聖と仁には及ばず
- 丘の祈りは久し
- 不遜よりは頑固
- 君子は坦蕩蕩
- 穏やかで厳しい
- 太伯の至徳
- 礼がなければ
- 戦戦兢兢
- その言や善し
- 犯されて校せず
- 六尺の孤
- 任重道遠
- 詩に興り楽に成る
- 民は由らしむべし
- 勇を好み貧を憎む
- 驕と吝
- 俸禄を求めぬ学
- 危邦に入らず
- 其の政を謀らず
- 洋々と耳に満つ
- 狂にして直ならず
- 及ばざるが如し
- 巍巍たる舜禹
- 大なるかな堯
- 人材は得がたい
- 間然するところなし
- 利と命と仁
- 博学にして名を成さず
- 衆に従い下に従う
- 四を絶つ
- 斯文ここに在り
- 聖と多能
- 両端を叩く
- 鳳鳥至らず
- 敬意のふるまい
- 仰げば弥高し
- 天を欺くのか
- 美玉を売るか
- 君子住めば陋ならず
- 楽を正す
- 日々の務め
- 川上の嘆
- 好徳と好色
- 一簣の功
- 怠らざる回
- 進みて止まらず
- 秀でて実らず
- 後生畏るべし
- 法語と巽与
- 改むるに憚ること勿れ
- 匹夫の志
- 不忮不求
- 歳寒の松柏
- 知者は惑わず
- 道を共にする難しさ
- 思えば遠からず
- 郷里でのたたずまい
- 朝廷での応対
- 賓客の接待
- 宮中の振る舞い
- 圭を執る
- 衣服の心得
- 斎戒
- 食の慎み
- 席を正す
- 郷人の酒宴
- 贈られた薬
- 馬を問わず
- 君主に仕える礼
- 事ごとに問う
- 朋友への情
- 表情を改める
- 車上の作法
- 時なるかな
- 先進に従う
- 孔門十哲
- 回は我を助けず
- 閔子騫の孝
- 白圭の詩
- 学を好んだ顔回
- 棺あって槨なし
- 天、予を喪ぼせり
- 慟哭
- 厚葬の是非
- 未だ生を知らず
- その死を得ず
- 言えば必ず中る
- 堂に升りて室に入らず
- 過猶不及
- 鼓を鳴らして攻めよ
- 四人の短所
- 回の貧と賜の富
- 善人の道
- 見かけの荘重
- 聞いてすぐ行うべきか
- 回なんぞ敢えて死せん
- 大臣と具臣
- 佞者を憎む
- 吾は点に与せん
- 克己復礼
- 己の欲せざる所
- 仁者の言
- 憂えず懼れず
- 四海兄弟
- 浸潤の讒言
- 信なくば立たず
- 駟も舌に及ばず
- 民足りて君足る
- 愛憎の惑い
- 君君臣臣
- 片言折獄
- 訴訟をなくす
- 倦むことなく
- 博文約礼
- 人の美を成す
- 政は正なり
- 盗を患う
- 草上の風
- 達と聞
- 一朝の忿り
- 人を愛し人を知る
- 忠告善道
- 以文会友
- 先んじて倦まず
- 賢才を挙げよ
- 名を正す
- 小人なるかな樊須
- 詩三百を誦しても
- 令せずして行わる
- 魯と衛は兄弟
- まずまずで良し
- 富ませて教える
- 三年にして成る
- 勝残去殺
- 世にして後に仁
- まず我が身を正す
- 政と事の区別
- 一言で国が興るか
- 近悦遠来
- 速きを欲すれば達せず
- 父は子のために隠す
- 恭と敬と忠
- 恥を知る士
- 狂狷
- 恒の心
- 和して同ぜず
- 善き者に好かれる
- 器に応じて用いる
- 泰にして驕らず
- 剛毅木訥
- 切切偲偲
- 七年の教え
- 民を棄てる戦
- 恥を問う
- 克伐怨欲
- 士と安逸
- 危言危行
- 徳と言葉、仁と勇
- 徳を尚ぶ
- 君子と仁
- 愛と忠
- 潤色
- 人物評
- 貧而無怨
- 孟公綽の器
- 見利思義
- 時然後言
- 要君
- 譎と正
- 九合諸侯
- 被髪左衽
- 文のおくり名
- 無道の君と人材
- 大言は行い難し
- 沐浴して朝す
- 欺かずに諫める
- 上達と下達
- 為己の学
- 使乎使乎
- 不在其位
- 思い位を出でず
- 言を恥じ行に過ぐ
- 君子の道は三つ
- 人くらべ
- 己の無能を患う
- 先覚
- 頑固を憎む
- 驥の徳
- 以直報怨
- 下学上達
- 道と命
- 賢者辟世
- 作す者七人
- 知其不可而為之
- 磬を撃つ
- 諒陰三年
- 礼と民
- 修己以敬
- 老而不死
- 速成を欲す
- 君子固窮
- 一以貫之
- 徳を知る者
- 無為の治
- 忠信と篤敬
- 史魚と蘧伯玉
- 語るべき相手
- 殺身成仁
- まず道具を研ぐ
- 鄭声を放つ
- 遠慮と近憂
- 徳と色
- 位を盗む者
- 己に厚く人に薄く
- 自ら問わない者
- 群れて終日
- 義を質とす
- 無能を病む
- 死後の名
- 己に求める
- 争わず党せず
- 人と言葉
- 恕の一字
- 毀誉と直道
- 史の闕文
- 巧言は徳を乱す
- 必ず察する
- 人能く道を弘む
- 過ちて改めず
- 思うより学べ
- 道を憂え貧を憂えず
- 知と仁と荘と礼
- 大任に堪える
- 水火よりも
- 師にも譲らず
- 貞にして諒ならず
- 事を敬い食を後に
- 有教無類
- 道が違えば
- 辞は達するのみ
- 楽師を導く
- 憂いは蕭牆の内に
- 礼楽征伐
- 三桓の衰え
- 益者三友
- 益者三楽
- 三つの過ち
- 君子の三戒
- 君子の三畏
- 生まれながらに知る
- 君子の九思
- 湯を探るが如く
- 首陽の誉れ
- 庭訓
- 君夫人の呼び名
- 陽貨の誘い
- 性相近し
- 上知と下愚
- 牛刀割鶏
- 東周の志
- 恭寛信敏恵
- 匏瓜にあらず
- 六言六蔽
- 詩を学ぶ効用
- 牆に面して立つ
- 玉帛と鐘鼓
- 色厲内荏
- 郷原は徳の賊
- 道聴塗説
- 患得患失
- 古今の三疾
- 巧言令色
- 紫の朱を奪う
- 天何をか言わんや
- 瑟を取って歌う
- 三年の喪
- 飽食終日
- 勇より義
- 君子の憎むもの
- 女子と小人
- 四十にして悪まる
- 殷の三仁
- 直道に仕える
- 季孟の間
- 女楽を受く
- 楚狂接輿
- 津を問う
- 荷蓧の丈人
- 無可無不可
- 楽人の四散
- 備わるを求めず
- 周の八士
- 見危致命
- 徳を執ること弘からず
- 尊賢容衆
- 致遠恐泥
- 学を好む
- 切問近思
- 百工居肆
- 過ちを飾る
- 君子の三変
- 信を得てのち
- 大徳と小徳
- 洒掃応対
- 学びて優なれば仕う
- 喪は哀を尽くす
- 難きを能くす
- 堂堂たる張
- 親の喪
- 孟荘子の孝
- 哀れみて喜ばず
- 君子は下流を憎む
- 日月の食
- 常師なし
- 数仞の牆
- 仲尼は日月
- 天に階なし
- 允執其中
- 五美四悪
- 知命
