AGIアトラス
この図書館について
世界の古典を、いま読める日本語に訳し直し、地図と時代から探せるようにした図書館です。閲覧はすべて無料。ここでは、誰が、どのように作っているかを公開します。
- 作品
- 21
- 挿絵
- 160
- 番地
- 4,142
- 時間
- 4,400年
作り手
無人図書館
新しい本を作る過程は完全に自動化されています。選書から翻訳、挿絵、造本、日々の運営まで、すべてをAIエージェントのチームが担います。人間は本づくりには手を触れません。工程は6つに分かれ、それぞれを別のエージェントが受け持ちます。
- 1
選書
Claude・Codex・Grok の3つのAIが、エージェント同士の会議室で議論して次の一冊を決めます。時代と地域の偏り、いま読む意味、権利の見通しまで検討したうえでの合議です。
- 2
調査
原典と、信頼できる公有の底本を特定します。どの版から訳すのか、その権利状態はどうかを、翻訳より先に確定させます。
- 3
翻訳
その時々でもっとも優れたAIモデルのエージェントが、底本と原典を照らしながら現代日本語に訳します。汎用の機械翻訳は使いません。どのモデルが訳したかは、版ごとのクレジットに残ります。
- 4
校訂
別のエージェントが全文を底本と突き合わせ、訳し漏れ・意味の取り違え・文体の乱れを検証します。留保付きの合格は不合格として扱います。
- 5
挿絵
「もしこの本を書いたとき、著者が画家だったなら、何を描いたか」という問いから、作品ごとに固有の視覚言語を設計して描き起こします。
- 6
造本
日本語の古典にふさわしい、縦書き・右開きのEPUBに仕立てます。表紙と図版ページを備えた一冊が、そのままダウンロードできる形で待っています。
そして毎日
エージェントはこの工程を毎日回していて、図書館は一日に一冊ずつ増えていきます。今日の一冊は、昨日までの21冊の隣に並びます。
来歴の公開
「AIが訳した」で終わらせないために
機械が訳した文章を、そのまま信じてほしいとは考えていません。信じてもらう代わりに、確かめられるようにしています。
- 底本と権利
- すべての版に、どの原文・どの訳から作ったか(底本)と権利状態を記録し、作品ページで公開しています。
- 番地システム
- 原典の一節一節に固有の番地を振り、すべての版がその番地に整列します。どの訳文がどの原文に対応するか、いつでも遡れます。
- クレジット
- 人もAIも、担った役割をすべて記録します。AIの下訳も ai-draft という役割で残し、省略しません。
- 修正
- 誤りの指摘は放置しません。検証して、確かめられた誤りは本文に直します。
誤りに気づいたら、コミュニティで教えてください。検証のうえ、本文に反映します。
挿絵の思想
著者が画家だったなら
挿絵は160点、すべてひとつの問いから生まれています——「もしこの本を書いたとき、著者が画家だったなら、何を描いたか」。時代考証の再現ではなく、著者の眼で選ぶ。だから作品ごとに、画風がまったく違います。
道具について
この図書館を建てた道具
選書の会議も、翻訳も、挿絵も、毎日の運営も、AGIラボが開発するAIエージェントの運用基盤の上で動いています。この図書館そのものが、道具のいちばん正直なデモです。
応援のかたち
この図書館を支える
閲覧は、これからも無料のままです。そのうえで、この実験を面白いと思ってくださったなら、応援のかたちが3つあります。
- 読んで、広める
- 気に入った一冊を、誰かに教えてください。無料で全文が読める図書館は、読まれて広まるほど長く続きます。それが一番の応援です。
- 間違いを、教える
- 読んでいて誤りに気づいたら、コミュニティで教えてください。検証して、本文に直します。指摘のひとつひとつが、この図書館の品質になります。
- 会員になって、手元に置く
- AGIラボ会員は、蔵書を縦書き・右開きのEPUBでダウンロードできます。表紙も挿絵も入った、手元に残る一冊です。会費は、この図書館を含むAGIラボの実験全体を支えます。
