2025年秋、ChatGPTは多数の機能アップデートを実施。
ユーザーについてより深く理解してくれるパーソナライズ機能から、チームでの共同作業を前提とした新機能まで、その進化は多岐にわたります。
ここでは、今回のアップデートで追加・強化された主要な機能を一つずつ見ていきましょう!
① パーソナライズ機能の深化
記憶の自動管理
ChatGPTの「記憶(Memory)」機能を長期間利用する中で「メモリが上限に達しました(Saved Memory Full)」という通知を受け取った方も多いのではないでしょうか。
重要な文脈を記憶させるという中核的な機能に制限がかかる点は、悩ましいポイントでした。
今回のアップデートは、まさにその課題に応えるものです。
情報の新しさや会話の頻度といった要素を基に、AIが自動で重要度を判断し、記憶の優先順位を付け替えます。
これにより、ユーザーは容量を気にすることなく、継続的に文脈をAIに学習させることが可能になりました。

加えて、記憶の検索や日付でのソート機能も追加。ユーザー自身が特定の記憶を優先したり、自動管理をオフにしたりといった手動での制御も引き続き行えます。この便利な自動管理機能は、現在 PlusおよびProプランのユーザー向けに提供されています。
② 新しいワークスペース「プロジェクト」
プロジェクト共有
これまで一部の法人向けプランに限られていたプロジェクトの共有機能が、今回のアップデートでFreeプランを含む全てのユーザーに解放されました。

これにより、個人利用の範囲でも、友人との共同作業や、小規模なチームでの情報共有が格段に行いやすくなります。
プロジェクト内のチャットやファイル、指示をメンバーと共有しハブとしての活用。メンバーごとに「編集可能」「チャットのみ」といった権限設定も行えます。
この共有機能は、Freeプランを含む全てのユーザーに解放されています。
プロジェクト専用メモリ
複数のプロジェクトを並行して進める中で、異なるプロジェクトの記憶が混ざり、出力が安定しない。
そんな悩みを解決するのが、この「プロジェクト専用メモリ」です。
有効にすると、そのプロジェクト内の情報だけを記憶として参照し、他のプロジェクトの文脈から完全に隔離。
これにより、各タスク・業務に特化した、安定した応答が期待できます。
こちらの機能は、プロジェクトが利用可能な全てのプランで設定可能です。

③ 外部ツールとのシームレスな統合
ChatGPTが社内の各種ツールと連携し、組織のナレッジを直接参照できるようになりました。
ChatGPT app for Slack
Plus, Pro, Business, Enterprise, Eduプランのユーザーは、Slack内でChatGPTと直接会話できるようになりました。
これにより、Slackを離れることなく、スレッドの要約、返信のドラフト作成、過去の会話の検索などを実行できます。

Company Knowledge
従来のアプリ連携が個別の情報引き出しだったのに対し、Company Knowledgeは接続済みの全アプリを自動で横断検索する「モード」へと進化しました。

この機能は、複数情報源の検索・分析に特化した「GPT-5」の新バージョンを搭載。
これにより、単なる情報検索に留まらず、SlackとDocsで議論が食い違う場合にその経緯を要約したり、「最新の業績」といった時間軸を含む質問を認識したりと、高度な文脈理解を実現されています。この機能は現在、Business, Enterprise, Eduプラン向けに提供されています。
④ 新しいインターフェースと体験
ChatGPT Pulse
現在、Proユーザー向けにiOS/Androidで提供される新機能で、
過去のチャット履歴や記憶を基に、ChatGPTがユーザーが関心を持つであろうトピックを夜間に自動でリサーチしてくれます。
翌朝、パーソナライズされたサマリーをモバイルアプリに届けます。指示を待つだけでなく、AIが能動的に情報を提案してくれます。








