Jev、Jev、Jev…
今週は、タイムラインが"Jev"で埋め尽くされたような一週間でした。
投稿を見かけただけでは、「Jevってそもそも何?」「結局、自分は何に使えるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。まずは、誰が何を目指して作ったのかを見てみましょう。
Jevを開発するTypeSafeの共同創業者・CEOは、Diogo Almeida氏。
Google Brainを経てOpenAIで、ChatGPTの土台となったInstructGPTの研究に携わった一人です(TypeSafeの人物紹介、OpenAIの研究発表)。
本人は9月15日の発表で、「チャットがこれほど上手になったのに、なぜ自動化は進まないのか」という問いを4年間追い続けてきたと振り返っています。その答えとして目指しているのが、ソフトウェアの中で小さな判断を受け持つAIです(本人による発表)。
たとえば、問い合わせをどの担当へ回すかといった場面です。人に読んでもらう返事を書くだけでなく、アプリが次の処理へ進むための判定を返す。ChatGPTにつながる研究をした人物が、今度はその部分に取り組んでいると考えると、Jevの立ち位置がつかみやすくなるかもしれません。
どうして、ここまでバズったのか
発表の届け方から見ても面白い事例です。ローンチを支援したDoomersの集計では、発表投稿は約3,720万回表示され、7万件超のいいねを集めています(9月20日閲覧時点)。同社の振り返り記事によると、投稿は創業者の経歴と問題提起を入り口にし、製品のデモへとつなぐ構成でした。さらに、届けたい読者層を持つエンジニアや発信者ら80〜100アカウントへ、発表を届ける働きかけも行ったといっています。それにしても、今週のJevのバズは驚きでした。







