今週もAI業界では多くの動きが見られました。ChatGPT研究所が注目した、今週の主要なAIニュースとそのポイントをまとめてお届けします。
それでは、早速見ていきましょう。
記事で紹介した注目ニュースの一部を、研究所メンバーがPodcastでも深掘りしています!
気になる方はこちらからチェックしてみてください👇
https://open.spotify.com/episode/18PaB1VBMt1ABikRdDpOwu?si=f2O8StnFRmCuHglFDcee3w
https://youtu.be/C0Kr1_jWgAs?si=XKpo7vPUw1Wu7Zen
1. AIコーディング支援「Cursor」がユーザー100万人突破
AIコーディングアシスタント「Cursor」を提供するAnysphere社が、マーケティング費用をかけずに口コミだけで急成長しています。同社のツールは多くの開発者に支持され、今年3月にはデイリーユーザー数が100万人を超え、年間経常収益も急増しています。今後は企業向け販売を強化し、さらなる成長を目指しています。

ポイント:
口コミによる急成長: マーケティングなしでデイリーユーザー100万人超、ARRは1月に1億ドル達成。
開発者からの高評価: 使いやすいUI、複数LLM対応、効率的なコーディング支援を提供。
個人課金中心の収益: 収益の大部分は月額$20/$40の個人・ビジネスプランから。
大型資金調達を協議中: 評価額100億ドル近くでの追加資金調達に向けて交渉。
企業向け展開を強化: これまでは個人中心だったが、今後は法人営業と人員増強を計画。
2. Shopify CEO、全社にAI活用を必須スキル化、社内メールで方針示す
ShopifyのCEOが社内メールで、AIの活用を全従業員の基本的な必須スキルと位置づける方針を明確にしました。AIは仕事の進め方を根本的に変える重要なツールであり、積極的に学び、業務に取り入れることが不可欠であると強調しています。今後は評価項目にもAI活用状況が含まれるとのことです。

ポイント:
AI活用を必須化: 全従業員に対し、AIを日常業務で使いこなすことを基本的な期待事項に。
生産性向上の鍵: AIは個人の能力を何倍にも高め、100倍の成果も可能にするツールと強調。
評価項目への反映: 業績評価や同僚評価にAIの利用状況に関する質問を追加予定。
積極的な学習と共有: 自律的な学習と、プロンプトなどの成功・失敗事例の社内共有を奨励。
リソース要求の前提: 追加リソースを求める前に、AIで代替できない理由の説明を必須化。
日本語訳全文はこちら:
https://twitter.com/ctgptlb/status/1909457358155399669
3. 【検証】GensparkのAI電話代行「Call For Me Agent」は使える?リアルな実践結果まとめ
AIエージェント「Genspark」は、サービス開始からわずか9日間でARR(年間経常収益)1,000万ドルを達成するなど、急速に注目を集めています。この記事では、同サービスのAI電話代行機能「Call For Me Agent」を実際に試した結果をまとめています。近所のピザ屋への予約電話をAIに依頼したところ、電話自体は実行できましたが、会話の自然さや臨機応変な対応には課題が見られました。

ポイント:
急速な収益成長: サービス開始9日間でARR1,000万ドルを達成。
AIによる電話代行: ユーザーの指示に基づき、AIが店舗などへ実際に電話を発信。
実践レビュー: 日本のピザ屋にAIが予約電話を試みた結果を具体的に報告。
会話の課題: AIの応答が硬く、店員の発言(席指定不可など)を正確に理解できずに混乱する様子を確認。
利用条件と制限: 有料プラン登録、電話番号認証、Google Maps上のビジネス限定などの制約あり。
記事はこちら:
https://agi-labo.com/articles/n77ef6e7e92ea
4. OpenAI、アイブ氏とアルトマン氏が関与するAIデバイス企業「io Products」の買収を協議か
OpenAIが、同社CEOサム・アルトマン氏と元Appleの伝説的デザイナーのジョニー・アイブ氏が関わるAIデバイス開発スタートアップ「io Products」の買収を協議していたことが報じられました。画面のないデバイスなどが検討されており、実現すればAI音声アシスタント市場での競争がさらに激化する可能性があります。完全買収だけでなく、パートナーシップも選択肢とされています。

ポイント:
買収協議の対象: アルトマン氏とアイブ氏が関与するAIデバイス企業「io Products」。
検討された買収額: 一時5億ドル以上での買収価格を検討。
デバイス構想: 画面のない「電話」や家庭用AIデバイスなど、デザインは初期段階。
開発体制: io Productsがエンジニアを雇用、OpenAIがAI、LoveFromがデザインを提供。
市場への影響: Appleとの競合激化や、AI音声アシスタント市場への影響が予測される。







