2023年9月19日、OpenAIが新たなAIモデル、GPT-3.5-Turbo-Instructをリリースしました。このモデルは、過去のInstructGPTシリーズと同じ訓練方法(RLHF)を採用しつつ、旧来のモデル(例:text-davinci-003)を置き換える形で登場しました。既存の「GPT-3.5-Turbo」とは違ってチャットに特化したモデルではないため、モデルが広範な自然言語処理タスクを扱うことを可能にします。
このモデルはGPT-3.5-Turboと同様に高速な処理能力を持っていることも報告されています。これは、リアルタイムの対話システムやタスク処理などで大きな利点となります。価格面でも、他のGPT-3.5 Turboモデルと同等の設定がされています。InstructGPTの特性として、ユーザーからの指示や質問に対して明瞭かつ正確な回答ができることが挙げられ、翻訳、複雑な設計の説明など多岐にわたる活用を可能にします。この新モデルの登場は、AIが更に私たちの日常生活に影響を与えるきっかけとなるでしょう。
InstructGPT APIの料金と性能
GPT-3.5-Turbo-Instructは、以前のモデルであるtext-davinci-003と同等の機能を持ちつつ、Turboモデルと同等の速度を実現しています。このモデルは4KトークンモデルがありGPT-3.5 Turboモデルと同様の価格となっています。
4Kコンテキスト:入力が$0.0015 / 1Kトークン、出力が$0.002 / 1Kトークン
注意: 最新の詳細については、OpenAIの公式サイト(コスト), ブログ記事(性能)を随時確認してください。
使い方(Python)
GPT-3.5-Turbo-InstructのAPIをPythonで呼び出す基本的な手順は以下の通りです。
openai ライブラリをインストール:
!pip install openai2.APIキーを設定: 事前に取得したOpenAIのAPIキーをプログラム内で設定します。your_openai_api_key_hereの部分に自分のAPIキーを挿入します。APIキーは以下のURLから取得できます。
https://platform.openai.com/account/api-keys
api_key = "your_openai_api_key_here"3.APIを呼び出し:
import openai
# APIの初期設定
openai.api_key = api_key
# モデルを呼び出し、レスポンスを取得
response = openai.Completion.create(
model="gpt-3.5-turbo-instruct",
prompt="TRUEかFALSEで答えてください。ブタは空を飛ぶことができますか?"
)
# レスポンスからテキスト部分を取り出す
response = response.choices[0].text.strip()
print(response)出力の違い:Instructモデル vs Chatモデル
GPT-3.5-Turbo-InstructとGPT-3.5-Turbo-0301(Chatモデル)を比較してみた結果、それぞれが与えられた指示への出力に違いがありました。
「TRUEかFALSEで答えてください。ブタは空を飛ぶことができますか?」を両モデルに投げかけ、その出力を比較しました。
実験結果
GPT-3.5-Turbo-Instruct:
FALSEGPT-3.5-Turbo-0301(Chatモデル):
FALSEです。ブタは空を飛ぶことができません。GPT-3.5-Turbo-Instructは、短くて直接的な回答を提供しました。一方で、Chatモデルはより詳細な情報を含む回答をしています。Chatモデルは対話を前提としているため、より詳細な回答を提供する傾向があります。
最後に
いかがだったでしょうか? 新しいモデル の一般公開により、新しいGPTの活用法が誕生することが予測されます。これからも継続的に ChatGPT/AI 関連の情報について発信していきますので、フォロー (@ctgptlb)よろしくお願いします。この革命的なテクノロジーの最前線に立つ機会をお見逃しなく!
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