はじめに

最新のAIモデル「Claude 3.7 Sonnet」のリリースが大きな話題となっています。

先日の記事では主に「コーディング性能の向上」や「拡張思考(Extended Thinking)」の導入などを紹介しましたが、本記事ではそれらの情報を踏まえつつ、活用可能性をより詳しく解説します。

https://agi-labo.com/articles/nf1727e3c207c

具体的には、難しい専門知識がなくても使いやすいポイントや、大容量のコンテキストを処理できる利点などを中心に、用途別の事例も交えながら紹介していきます。

日々の業務改善や新規プロジェクトのアイデア出しなどに、Claude 3.7 Sonnetをどう活かせるのかを考える上での参考にしていただける内容です。

Claude 3.7 Sonnet の概要と特徴

Claude 3.7 Sonnetは、Anthropicが開発した最新の大規模言語モデルです。

複数のタスクに対応できる「ハイブリッド推論(Hybrid Reasoning)」が特徴で、シンプルな要件にも素早く応答しながら、複雑な課題には時間をかけた深い分析を行うことができます。

以下に、主なポイントを簡潔にまとめました。

ハイブリッド推論

標準モードと拡張思考モードを切り替えられます。拡張思考モードを利用することで、数学や物理などの緻密な計算、複雑なコード生成などに対して、より正確で丁寧な検討が可能です。

大容量コンテキスト(最大200Kトークン)

一度に多くの情報を扱えるため、長文の資料や大規模なコードベースをまとめて分析できます。大量の文書を取り込んだ調査や、段階的なリファクタリングなどがスムーズに行えます。

コーディング性能の強化

プログラムの草案作成からバグ修正、大幅な改修まで対応できる設計が特徴です。幅広いプログラミング言語やフレームワークに応用しやすいのも利点とされています。

また、コマンドライン操作を通じて、コードの編集やテスト、GitHubリポジトリへのコミットなどをClaudeに任せられる新ツール、Claude Codeも発表され、コーディング領域でのClaudeの存在感は大きいものになっています。

※参加には事前登録が必要です。詳細はこちらの記事でも触れています。

https://agi-labo.com/articles/nf1727e3c207c

ビジュアル入力への対応

画像や図表から必要な情報を抽出し、要点を分かりやすく整理することが可能です。データサイエンス分野やプレゼン資料の作成などにも役立ちます。

料金設定とコスト削減策

入力トークン・出力トークン単位の従量制で、拡張思考モードの分も含まれます。バッチ処理やキャッシュ機能を使うことで、最大90%程度のコスト削減が期待できると案内されています。

Claude 3.7 Sonnet の使い方

まずは、Claude.ai にログインします。

チャット画面の左下にあるモデル選択箇所をクリックして、Claude 3.7 Sonnetを選択します。

拡張思考モード (Extended Thinking) の活用

チャット画面の左下から同様に、モデルを選択します。「Extended」を選択すれば使えるようになります。