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canonical: "https://agi-labo.com/tools/cockpit/docs/master-agent"
title: Master Agent
description: Master Agentへ大きな目的を渡し、複数タスクへの分解、進捗監督、結果統合、Autorunでの継続監督を任せる方法を説明します。
section: オーケストレーション
order: 10
pageType: how-to
lastVerifiedVersion: 4.61.0
lastVerifiedAt: "2026-08-27"
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  - desktop
  - pwa
  - cli
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  - guest
  - member
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Master Agentは、大きな目的を作業単位へ分け、Cockpitのタスクを起動・監督し、結果を一つの判断へまとめるための専用タスクです。実装作業そのものは適切なエージェントタスクへ委任し、Master Agentは分担、待機、確認、統合を中心に進めます。

## 通常タスクとFleetから区別する

| 選択肢 | 向いている仕事 |
| --- | --- |
| 通常タスク | 一つの明確な成果を一つのエージェントへ依頼する |
| Master Agent | 目的から分解方法を考え、進行中に担当や優先順位を調整する |
| Fleet | 既知の依存関係をYAMLに固定し、同じ手順を再利用・復旧する |

手順が毎回同じならFleet、分け方そのものに判断が必要ならMaster Agentを選びます。一件だけの委任は[タスク管理（CLI）](/tools/cockpit/docs/task-management)で十分です。

## Master Agentを作成する

DesktopまたはPWAの新規作成画面で「Master Agent」を選び、名前と最初の指示を入力します。Master Agentは通常のプロジェクトではなく、Cockpitが管理する専用のMasterディレクトリで動きます。複数のMaster Agentを同時に作成でき、それぞれが独立した会話と子タスクを持ちます。

CLIから定期実行する場合は、Autorunへ`--master`を付けます。

```bash
cockpit autorun create \
  --name "定期レビュー" \
  --instruction "未完了タスクを確認し、重要な停滞だけ報告してください" \
  --master \
  --type interval \
  --minutes 60
```

Autorunは開始時刻を管理する機能です。Master Agentが起動後にどう分解・監督するかとは別の責務です。

## 最初の指示を書く

Master Agentへは、手順を細かく先回りして列挙するより、判断に必要な境界を明確に渡します。

- 最終目的と、完了したと判断できる状態
- 対象プロジェクトまたは作業場所
- 優先順位、期限、並列化してよい範囲
- 変更してはいけない領域
- 公開、push、削除、送信など事前承認が必要な操作
- 最終報告に含める差分、テスト、URL、残課題

たとえば「不具合を直す」だけでなく、再現条件、対象リポジトリ、対象外の領域、検証方法、公開は承認後だけ行うことまで含めます。

## 分割結果を監督する

Master Agentが作成したタスクは親子関係で表示されます。子タスクパネルでは、各タスクの状態、会話、レポート、成果へ移動できます。

分割数の多さを進捗と見なしません。次を確認します。

- 同じファイルを編集するタスクが不用意に並列化されていない
- 各タスクに対象範囲と完了条件がある
- 調査結果が必要な実装は、依存順に開始されている
- 確認待ちや利用上限のタスクに次の判断が届いている
- 不要になったタスクを勝手に完了・削除していない

親子表示だけでは結果は自動統合されません。Master Agentは`task run`、`task wait`、`task get`を使ってレポートを回収し、必要なら子タスクの実成果を開いて確認します。

## 途中で方針を変える

通常のタスクと同じく、会話から追加指示を送れます。新しい制約は、影響する子タスクへも明示的に反映させます。たとえば対象外の領域を追加した場合、Master Agentへ伝えただけで、すでに実行中の子タスクが必ずその制約を知るとは限りません。

大きな変更では次を指定します。

1. 何が変わったか
2. 継続してよい作業
3. 停止または破棄する作業
4. 既存成果を再利用できる条件
5. 新しい完了条件

## memoryを扱う

Masterディレクトリの`memory.md`は、Master Agentのセッションをまたぐ短いメモです。利用者が明示的に「覚えて」と指示した方針、または繰り返し確定した運用だけを保存します。推測、一時的な状況、秘密情報の保管場所として使いません。古くなった項目は削除し、短く保ちます。

## 権限と外部操作を管理する

Master Agentであることは、通常タスクより広い権限を与えません。子タスクを作ること、外部サイトへ送信すること、リポジトリへpushすること、公開すること、データを削除することは別々の操作です。

最初の指示に公開を含めていない場合は、準備と検証まで進め、外部に見える操作の直前で確認します。子タスクから許可を求められた場合も、技術的なツール許可と利用者による実行承認を区別します。

## 完了を判定する

Master Agentの完了は、すべての子タスクが表示上止まったことではありません。次を確認します。

- 必要な子タスクのレポートと成果が回収されている
- 依存する結果が正しい順序で統合されている
- 失敗、確認待ち、利用上限、未回答のAskが整理されている
- 差分、テスト、ビルド、画面、公開状態など最終条件を検証した
- 採用しなかった案と残った制約が最終報告に明記されている

一件の子タスクをCLIで監督する方法は[タスク管理（CLI）](/tools/cockpit/docs/task-management)、固定した依存グラフは[Fleet](/tools/cockpit/docs/fleet)、複数エージェントの対話は[Talk Rooms](/tools/cockpit/docs/talk-rooms)を参照してください。
